いよいよ、4月27日より「善光寺出開帳 両国回向院」が始まります。以前にもお伝えいたしましたが、気仙三十三観音から、ガレキの中から発見された金 剛寺如意輪観音さま、要害観音堂聖観音さまが出開帳においでになります。そこで、善光寺さまのご住職3名、仏師の村上さん、大塚さんと私の6名で気仙に仏 さまをお迎えに行って参りました。
東北の4月下旬は色とりどりの花が咲き誇ります。梅、椿、桜、木蓮、水仙などなど。いや、目福です。
そして、要害観音堂の別当の熊谷さん宅へ。仏師の村上さんは聖観音さまを拝して、「地元の方々によく拝まれてきたという感じのよい仏さまです。両足もどっしりしていて安定感があります」と感想をおっしゃっていました。テキパキと木箱に収め出発。運ぶトラックは、エアサスペンションだそうで、揺れがゆるやかなのだそうです。万全の準備でおつれしなくてはなりません。
お昼は村上製材所の社長さんからご接待。プリプリの牡蠣フライを頂きました。この辺りは牡蠣の産地ですが、ようやく養殖の牡蠣がとれるようになったのです。「先祖になる」の直志さん、剛さんともお話しができ、ちょっとワクワクいたしました。映画の通りの木訥なお人柄が伺えます。
その後、普門寺さんへ。芸大の藪内さん門下が作った親子地蔵のお迎えです。檀家の方々が集まっており、法要の中でご詠歌講のおばあさんたちがご詠歌をお唱え下さいました。
最後に、出開帳でお話しいただく、大船渡の平山さんにお会いし、ご講演について再度お願いいたしました。
みなさん、気仙の仏さまが多くの方々にお参りいただき、その思いを持ってここ気仙に帰ってこられるのはありがたいこと、とお話しなさっていたことが印象的です。
このサイトをお読みのみなさま、ぜひ、回向院さまにお越し下さい。ぜひ、気仙の観音様にお手合わせいただきたいと思います。そして、東北の物産品もたくさんご購入いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
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